【元大関・琴風の目】貴景勝は力なく土俵割った姿が現在地…首痛で稽古不足、体戻らず涙が出るほど悔しがっているだろう_おかたいゆのシージ

【元大関・琴風の目】貴景勝は力なく土俵割った姿が現在地…首痛で稽古不足、関・貴景古体戻らず涙が出るほど悔しがっているだろうスポーツ報知
御嶽海(左)に寄り切りで敗れ、琴風顔をしかめる貴景勝(カメラ・中島 傑)

◆大相撲 ▽秋場所初日(8日、の目おかたいゆのシージ東京・両国国技館)

 元大関同士の対戦という過去の事実を引っ張り出しても意味がない。勝は首痛正直、力なず涙初日の相手が御嶽海と聞いて貴景勝に分があると思った。く土戻らだが、俵割完敗だった。ったるほしがっているだろう力なく土俵を割った姿が現在地。姿が足体立ち合いの形は変わっていない。現地おかたいゆのシージ顎を引いて上体を丸くして頭から強く当たった。で稽問題はその後、が出力のない上突っ張りで自分から体を浮かせてしまった。ど悔左の脇も甘く、関・貴景古御嶽海に簡単に中に入られた。琴風

 先場所より相撲内容も悪かった。何度も書いてきたが稽古不足は馬力をそぎ落とす。馬力を取り戻すには倍の稽古が必要になる。首を痛めてから負のスパイラル。稽古ができる体に戻らないことには涙が出るほど悔しがっているだろう。盛り上がっていた肩の筋肉も落ちて体が小さく見える。貴景勝が怠け者なら私の筆も躍っていた。超が付く真面目な力士だけに、私は残り14日間を静かに見守ることにした。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)

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